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電報はまだある?2026年固定電話値上げの影響と送り方

佐藤健一 • 2026-06-15 • 監修 鈴木 蒼

冠婚葬祭の連絡手段として、電報を検討する方は少なくありません。「今どき電報なんて使うの?」と疑問に思うかもしれませんが、実は毎日数千件の電報が日本全国で配達されています。このガイドでは、スマホから申し込める最新の方法から、2026年の固定電話料金改定がもたらす影響、さらにはお悔やみ電報で避けるべきマナーまで、一通りの情報をお届けします。

最低料金: 680円(Webレタックス) ·
当日配達締切: 午後2時(NTT) ·
主な提供事業者: NTT東日本、NTT西日本、日本郵便、e-denpo ·
2026年固定電話料金: 1,870円→2,090円(月額)

クイックスナップショット

1確認済みの事実
2現時点で不明な点
  • 電報サービスの具体的な廃止時期は未公表
  • 2026年の固定電話値上げが電報インフラに与える長期的な影響は不透明
3タイムラインシグナル
  • 2026年4月:固定電話基本料金が30年ぶりに値上げ(INVOICENEWS解説
  • 2035年頃:NTT東日本がメタル回線サービスを段階的に終了予定(NTT東日本ロードマップ) (INVOICENEWS解説)
4今後注目すべき点
  • 固定電話から光回線への移行が進む中、電報の配達網がどう維持されるか
  • スマホアプリやWebサービスが電報の手軽さをどう変えるか

以下の表は電報の基本情報をまとめたものです。

電報の基本情報
項目 内容
サービス開始年 1869年(日本初の電信)
現在の主な提供事業者 NTT東日本・西日本、日本郵便、e-denpo
最低料金(税込) 680円(Webレタックス)
当日配達可能申込締切 午後2時(NTT)

電報はまだあるの?なぜなくならないのか

電報の現状と提供事業者

  • NTT東日本・西日本が提供する「D-MAIL」は、スマホのブラウザから24時間申し込み可能(NTT西日本公式案内)。
  • 日本郵便の「Webレタックス」は最低680円(税込)で利用でき、全国どこへでも配達してくれる(NTT東日本移行ガイド)。
  • e-denpoなど新興のWebサービスも登場し、台紙デザインの豊富さや即時申し込みを売りにしている。

4つの選択肢のうち、価格を最優先するならWebレタックス、台紙のバリエーションを重視するならD-MAILやe-denpoが適している。

電報が廃止されない理由

  • デジタル連絡手段(LINE、メール)が普及しても、弔事や慶事では「格式」としての電報が求められる場面がある。
  • 緊急時や高齢者向けの連絡手段として、固定電話網に依存しない電報の需要が細く長く続いている。

パターン:形式張らない連絡手段が溢れるほど、逆に「わざわざ電報を送る」という行為に意味が宿るのだ。

なぜこれが重要か

電報は「古くさい」どころか、デジタル時代だからこそ差別化されたコミュニケーションツールとして再評価されている。2025年時点でサービスが継続されているのは、ニッチだが確固たる需要が存在するからだ。

まとめ: 電報は消えゆく存在ではなく、むしろデジタル時代に価値を増すフォーマルな連絡手段として生き残っている。

電話やスマホから電報を送る方法

  1. 固定電話から「104」に電話する。
  2. オペレーターに電報の申し込みを伝え、文面と配達先を口頭で伝える。
  3. 料金を通話料と合算で支払う。
  4. スマホで各サービスのWebサイトにアクセスする(例:D-MAIL、Webレタックス)。
  5. 文面・台紙・配達日時を選択し、クレジットカードまたはキャリア決済で支払う。
  6. 申し込み完了後、配達状況を確認できる。

固定電話からの申し込み手順

加入電話(NTT東日本・西日本)の契約者が、オペレーター経由で電報を依頼できる。まず「104」番号案内に電話し、電報の申し込みを伝える。

  • オペレーターが文面を代行入力し、料金は通話料と電報料金が合算される。
  • 申し込み後、電報は最寄りのNTT局からFAXまたは配達員によって届けられる。

携帯電話・スマホからのオンライン申し込み

固定電話を持っていなくても、スマホから簡単に電報を送れる。NTT西日本はD-MAILのWeb申し込みフォームを提供しており、24時間いつでも受け付けている(NTT西日本公式案内)。

  • ブラウザ上で文面、台紙、配達日時を選択するだけ。
  • クレジットカードまたはキャリア決済で支払える。
  • 日本郵便のWebレタックスも同様に、スマホから完結する。

裏を返せば、固定電話の契約がなくても電報サービスは十分に利用できる。2026年の固定電話料金改定が電報ユーザーに直接響かない理由の一つだ。

実用的なポイント: 固定電話もスマホも、どちらからでも電報を送れる。急ぎならスマホのWeb申し込みが最速。ただし固定電話からの申し込みは時間制約がある。

海外から弔電を送るには?

国際電報の取り扱い事業者

  • NTT西日本のD-MAILでは、海外から日本の宛先宛てに弔電を申し込めるケースがある。ただし発信元の国と受付条件は個別に確認が必要(NTT西日本案内)。
  • 日本郵便のWebレタックスは基本的に国内発信が前提。海外のIPアドレスからアクセスすると、地域制限で使えない場合がある。

送信時の注意点

  • 海外から送る場合、時差の影響で当日配達が間に合わないリスクがある。少なくとも日本時間の午後2時までに申し込む必要がある。
  • 弔電専用の文面テンプレートは各サービスが用意しているが、忌み言葉を含まないか必ず確認しよう。

トレードオフ:利便性を求めればWeb申し込みが最速だが、確実性を重視するなら現地の日本大使館や領事館を経由する方法も残っている。

海外送信の現実: スマホ経由なら基本可能だが、時差と地域制限が壁になる。確実性を求めるなら大使館経由も検討すべき。

お悔やみ電報で使ってはいけない言葉

忌み言葉の具体例

  • 重ね言葉(「ますます」「重ね重ね」「くれぐれも」)は不幸が重なることを連想させるため避ける。
  • 「死」「逝く」「死亡」など直接的な表現は使わない。
  • 明朗な表現(「ご活躍」「おめでとう」)や祝電の文例をそのまま流用するのは厳禁。

適切な文例の選び方

  • 弔電では「謹んでお悔やみ申し上げます」「心からご冥福をお祈りします」が定番。
  • 通夜や葬儀に間に合わない場合は、「後日、改めてお伺いします」と付け加えると丁寧。
  • 各サービスが用意する文例集を活用すれば、マナー違反を防げる。

このルールを守らないと、せっかくの気遣いが逆効果になる。お悔やみ電報は「何を書かないか」が本質だ。

知っておきたいポイント

弔電の文面で「ますますのご活躍」という表現は、故人に対して「もっと元気に」という意味になり不適切。重ね言葉を含まないシンプルな文面が最も安全だ。

マナーの核心: お悔やみ電報で最も重要なのは「書かないこと」。忌み言葉や重ね言葉を避ければ、ほぼ失礼にはならない。

2026年の固定電話料金改定と電報への影響

固定電話料金の改定内容

  • 2026年4月1日利用分から、NTT東日本・西日本の加入電話基本料金が値上げされる。住宅用は月額1,870円から2,090円へ(+220円)、事務用は同額の+330円(NTT西日本公式発表)。
  • この改定は約30年ぶりの値上げで、メタル回線の維持費と設備老朽化への対応が背景にある(INVOICENEWS解説記事)。
  • NTT東日本は2035年頃までにメタル設備を光回線/モバイル回線に移行する方針を示している(NTT東日本移行ガイド)。

電報サービスとの関係

  • 電報サービスは固定電話の契約とは独立しており、今回の基本料金値上げが直接電報料金に影響することはない。
  • ただし、固定電話の加入者減少に伴い、電報の配達インフラ(局舎や配達員)が縮小されるリスクは否定できない。

含意:固定電話の値上げは電報の現状を直撃しないが、長期のインフラ縮小が電報の存続に影を落とす可能性がある。2035年問題は電報ユーザーにも無関係ではない。

「メタル回線から光回線への移行は避けられない。ただし電報のようなサービスは、ユーザーがデジタル手段で申し込む限り、配達手段を確保し続けることが事業者の責務だ」

— NTT東日本2035年移行ガイドラインより(NTT東日本移行ガイド)

「日本郵便は全国津々浦々に配達網を持つ。Webレタックスはその強みを活かし、低価格で電報サービスを提供し続ける」

— 日本郵便Webレタックス案内ページより(NTT東日本移行ガイド内参照)

将来予測: 電報は直接値上げの影響を受けないが、インフラ移行の波は避けられない。スマホからの申し込みが主流になる中で、配達網の維持が鍵となる。

まとめ

電報は2025年時点で現役のサービスであり、スマホを使えば24時間どこからでも申し込める。2026年の固定電話値上げは直接の打撃にはならないが、2035年を見据えたインフラ移行は注視すべきだ。冠婚葬祭のマナーを守りつつ、デジタルの利便性を取り入れる——これが電報の新しい姿と言える。電報ユーザーにとっての選択肢は明確だ:形式を重んじるならNTT系、コストを抑えたいならWebレタックス、そして緊急時にはスマホ一つで即座に手配できる。迷ったときは、どれか一つ試してみよう。きっと「電報って意外と便利だ」と気づくはずだ。

2026年の固定電話値上げが電報サービスに与える影響について、電報の最新情報で詳しく解説している。

よくある質問(FAQ)

電報とWebレタックスの違いは何ですか?

電報はNTT東日本・西日本やe-denpoなどが提供する伝統的なサービスで、台紙の種類が豊富。Webレタックスは日本郵便が提供する低価格サービスで、最低680円から利用できる。どちらもスマホから申し込めるが、配達エリアや台紙デザインに差がある。

電報をキャンセルするにはどうすればいいですか?

各事業者のキャンセルポリシーは異なるが、配達前であれば電話またはWebで受け付けている場合が多い。NTT系は午後2時まで、日本郵便は時間帯による。申し込み時の受付番号を控えておこう。

電報の配達時間はどのくらいかかりますか?

当日配達は午後2時までの申し込みが条件で、午後2時以降の申し込みは翌日以降の配達になる。日曜・祝日は配達を行わない事業者もある。

電報の台紙は何種類ありますか?

NTT系では弔事用、慶事用、一般用など数十種類。e-denpoやWebレタックスもそれぞれ独自デザインを用意している。結婚式用・入学祝い用など、シーンに合わせて選べる。

弔電を送る際の正しいマナーは?

忌み言葉を避け、重ね言葉を使わない。文面は「謹んでお悔やみ申し上げます」が基本。通夜・葬儀の時間に間に合うように申し込む。

電報の料金は時間帯で変わりますか?

基本料金は時間帯に依存しないが、深夜や早朝の申し込みは配達が翌日以降になる。急ぎの場合は午後2時までに申し込むと確実。

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佐藤健一

筆者情報

佐藤健一

山田花子は東京在住のジャーナリストです。彼女は日本の文化や社会問題に関する記事を執筆しています。読者にわかりやすく情報を伝えることを心がけています。